会計事務所の辞めたい理由はの多くは職場環境が悪いから

会計事務所で働いている人が辞めたいと思う理由の一つに職場環境に対しての不満があります。

 

会計事務所では公認会計士や税理士など、専門の資格を有していなければ重要な仕事を任せてもらえず、なかなか給料が上がらない傾向にあります。

 

優良な会計事務所であれば資格を取得するための勉強時間を認めてもらえるのですが、そうでない事務所の場合勉強時間は自分自身で確保するしかありません。しかし決算期など繁忙期になると毎日のように残業続きでとても資格の勉強をする時間が確保できなくなります。

 

そんな状態で無理に勉強をすると体調を崩し仕事にも影響が出る恐れがあるため、仕事をするだけで手いっぱいの状態が続きます。

 

結果としてなかなか資格が取得できないために給料はずっと低い水準のまま働き続けるしかありません。そういった不満を解消するために会計事務所を辞め、まったく別業種への転職を考える人が多いのです。

会計事務所の辞めたい原因のうちに人間関係はある?

会計事務所のみならず、社会人として会社で働いている人共通の辞めたい理由の1つが職場の人との人間関係です。特に職場の上司と性格上合わないと毎日の出勤がとても苦痛になります。

 

会計事務所というのは良くも悪くもとても小さな組織で、その事務所の経営者である所長を含めても10人前後という事務所が大半を占めています。

 

小さな組織であるために、必然的にその組織のトップである所長との距離が他の一般的な企業と比べるととても近いです。所長さんが人格的に優れているのであれば、アットホームな雰囲気になり、言いたいことも比較的言い合えるのでとても良い雰囲気の職場となるでしょう。

 

ただし現実にはそのような職場ではなく、所長の権限のみを振りかざしているような人がいるのもまた事実です。特に2代目、3代目として事務所を引き継いでいる所長の場合は苦労を知らないためか世間知らずなところが多く、一般の人とは人格的に合わないことがとても多いです。

会計事務所は数字や計算が苦手な人は向いていない

必死に就職先を探して結果的に会計事務所に勤めることとなった人も中にはいるのではないでしょうか。

 

たまたま就職した先が自分の適性に合っていればよいのですが、会計事務所は数字や計算が苦手な人にとってはとても苦痛に感じる仕事といえるでしょう。

 

苦手な仕事をしていては、なかなか集中できないことが多いです。会計事務所は数字やお金を扱うので間違いは許されないですが、集中して仕事が出来ないと計算を間違えたり書き間違えたりしやすくなります。そもそも会計事務所という仕事自体が自分に合わないといった理由で辞める人も多いです。

トップへ戻る