会計事務所職員の仕事とは?

会計事務所の職員は顧客の店舗まで出向いて仕訳を確認したり、賃借対照表などの試算表を用いて社長と一緒に経営分析を行います。まだ若い頃から、社長を直接サポートしながら仕事をすることが可能です。

 

若い社員が社長と会社の未来を話し合えるのは、会計事務所ならではの特徴といえます。コンサルタントや相談役となって、企業経営に関わっていくのが仕事です。自分が学んだことや経験を、顧問先に還元できます。

 

資金繰りや節税対策などを見直して会社の将来を考えながら資料を作成するなど、社長と一緒になって対策を立てていけるのは大きな魅力です。社長が抱える悩みを一緒になって考えていくので、会計についての知識だけでなく顧問先の社長や社員とやりとりするコミュニケーション能力も必要になりますが、感謝されることも多いのでやりがいがあります。

会計事務所の仕事の特徴

これまで知らなかった分野の業界について触れることができ、さまざまな人とコミュニケーションをとれるのが会計事務所職員の大きな魅力といえます。

 

飲食店や不動産業など幅広い業種の中小企業を対象にして、会計顧問を担当している事務所は多いです。自分が経験したことがない業界を担当することになった場合は、社長と話し合いをするためにも業界の知識を学んでいく必要があります。

 

そのため、顧問先が多くなるほど知識が増えていくため仕事をよりスムーズにこなせるようになり、さまざまな業界の社長に対して、的確な解決策を提案できるようになります。

 

また、社長が経営上での課題に向き合って決定を下す姿などを目にするチャンスがあるのも、特徴です。

 

社長の人生体験など、将来キャリアアップを目指している人は参考になる話も聞けます。具体的なキャリアアップの方針など将来のビジョンが決まっている人ほど、やりがいを感じやすいです。専門性と公共性どちらも求められ資産を取り扱うので責任も大きいですが、自分自身が成長したことを感じられる機会も多い仕事です。

国際税務も会計事務所の仕事の1つ

会計事務所によっては、国際税務などの仕事を担当することがあります。グローバルに展開する起業の税務コンサルを受け持った場合、海外に在住する役員や外国人の役員のために海外の税制についても知る必要があるため幅広い知識を身につけることが可能です。

 

また、チームで仕事をするような規模が大きい会計事務所の場合は実務だけでなく、プロジェクトの進捗を管理するといったマネジメントに関する能力を身につけられます。

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